RTだいあり〜

 

出会いから一年。。。

昨年3月、あるアマチュアヴァイオリニストと出会い、レッスンするハメになった、と、この『RTだいあり〜』に当時の事を記した。

あれから、ほとんど東京へ行くたびに、都内で限られた時間の中、レッスンを行ってきたが、(昨年の)夏を迎える頃には、彼女Oさんの色々な都合もあり、レッスンを一時中断。

私の方も、夏以降、都内でのレッスンが完全に出来なくなってしまっていたので、そのままになっていた。

たしか、昨年6月、最後に会った時にはレッスンではなくて、二人で飲みに行った。(笑)
で、色々と話しをし、それで分かれたのが最後だった。

その後、たまにメールでのやり取り。。。

暮れに、何故か、ちょっと気になって一度、電話をしてみた。

結構、元気な様子。

『年が明けて落ちついたら、大阪の先生の所へレッスンに行きます!』などと言っていた。

フンフンと聞いていたが、、、。

まさか、そんな遠方から、大変なのに、わざわざ私ごときのところへ、と思っていたので、その言葉を信用していない訳では無いのだが、半信半疑でいた。

今年1月末に、『ヴァイオリンのおけいこBBSオフ会』の案内を載せてから後、彼女からのメールが舞い込んできた。

オフ会に引っ掛けて、こちらへレッスンに来たいと。

その後、結局、オフ会まで待てないので、レッスンに来たい、ということで、結局、色々と段取りをして、実は、昨日、今日、2日間に渡って私の自宅にて、彼女のレッスンを行った。

本当に来た。(笑)

昨年、出会ってから、ホントに丁度1年になる。

良くココまで飛び込んで来たなぁと驚くばかり。

無名の私なんぞの所へ何を求めてやって来るのか。

それだけ気合いを入れてやってくる人の為に、何かアタマと体にしみ込みそうなレッスンになるよう、出来る限りの事をするだけだ。

とにかく昨日の午前中に伊丹空港からウチへ直行。
まずレッスンと言いたいところ、お腹が減っているというので、とりあえず腹ごしらえ。(笑)
で、レッスン。

そのあと、こちらの生徒、Hさんのレッスン。

そのあと、女性ばかり(私を入れて4名)になったので(笑)、途中、ちょっとコーヒーブレイク。

雑談にも花が咲く。(笑)

みんな好き勝手な事を言いだして、ウチの門下生と守口シティ・フィル合同で合宿をやって欲しい!なんていう話しが
出たり、では温泉付きで、、、などと乗ったりして。(笑)

一緒にコーヒーブレイクした女性Iさんのレッスン。

結局、予定より伸び伸びになってしまったので、18時を随分まわってOさんのレッスン再開。

お昼間、最初に弾いたときより、少し音が吸い付いてきた。
いわゆる、Open Soundに一歩近づいてきた。

20時をまわったので、『とりあえず、夜ごはんにしよう?!』と言ったところ、『もう少し、終わりまで!』と言うので(笑)、
とにかくひたすら最後までやる。

20:30をまわったので、ここでホントに本日のレッスン打ち止め。(__;)

この時間から駅前まで出て、食事。

駅前まで出たら、ほとんど21時近くだったので予定していたイタメシ屋さんは取りやめ、入ったこと無い安い居酒屋さんへ。(笑)

23時前まで、なんだかんだ雑談。

お店を出てから、私が勝手に考えてメモっておいたポジションチェンジ用の練習パッセージをコンビニでコピーして、とりあえず、彼女を見送る。(彼女はビジネスホテルへ宿泊。)

翌朝も、10:30くらいからレッスンできるようにと約束していたが、時間を過ぎても来ない。(笑)

すこし遅れてOさん到着。
事情を聞いたら、朝、ホテル付近でカラオケボックスでも探して練習したいと思ったらしくうろうろしていたら、ホテルの係の人が、空いている会議室を貸してくれたらしい。

それで、ついつい練習していて遅くなっちゃったという話し。

さて到着後、前日、レッスン開始前に、気になっていたヴァイオリンの顎当てを、とりあえず暫定的な処置として、削ってあげる事にした。

結局、肩当ても(手元に最後に残っていた、足の曲がる(笑))ビバ・コンパクトが割合と良かったみたいなので、それを装着する事にして、顎当てを少し平らに削り、高さを出す為に、コルクで高さ調整をしたところ、何とか、今までよりは改善された模様。

さて、落ちついて昨日の続き、バッハのブーレ。(新しいヴァイオリン教本3巻のもの。)
楽譜上のミスについては、昨日のレッスン中に説明をした。

仕事で忙しく練習する時間がとれるかとれないかで頑張ってやってきて、昨日のレッスンでの今日を迎えるので、色々といきなりではあったけれど、一日前とはウソのように違う音を出した。

左右の肩や腕の脱力はまだまだおよばない所があるが、弓の毛が弦に吸い付くという感覚が少しつかめて来たのだろう。
感覚がつかめるという事は単にアタマで理解できたということでは無く、自分のカラダでどう感じているのかをフィードバック出来て、結果として、やっとアタマから指令を出し、必要なオブジェクト(??)、つまり、自分のカラダの部分に対して神経伝達エネルギー(?)を渡すことができる。
それが、本当に理解できた、ということ。

ようやく、『音』が響き、Open Soundし出した。

つまり、自分のカラダの延長線上にあるヴァイオリンの弦と弓の毛が密着し、上手くモーションする事で、良い綺麗な振動が生まれ、それが、コマ、魂柱に伝わり、ヴァイオリンの中で空気を振るわせ、F孔から楽器の外へ向かう。
良い振動は、空気中を綺麗に伝わり、周りで聴いている人々の耳や体に伝わり、人を心地よくする。(いや、心地よくなるのは人だけではない。)

本当の自分の音。
自分が弾いている楽器と弓、自分の三位一体で奏でる音。
それがOpen Soundだ!

午後から、丁度、Oさんと同い年のMさんがレッスンにやってくる。
少々風邪気味の様子だったので、ざっくり??あっさり終わっておこうねと言って、
15:00より前には、完全にレッスン終了。
二人とも帰宅。

この後のレッスンが、都合により一人キャンセルになったので、つかの間の休息。。。

17時前に、Oさんから、無事に伊丹空港に着き、これから飛行機に乗るという電話が入る。
一安心。(^_^;

アマチュアのヴァイオリニストとしては、とても魅力的な音を持っているので、このまま、少しずつステップアップしていって欲しいと思い、ようやく一大イヴェントの幕を下ろせた気がした。

来月、桜が満開の頃に、彼女はまたホントの自分の魂の響き、Open Soundを求めて,また、私のところへやってくる。

a-Column 1.42 arr by Reiko Yasuda Last Update : 2004/03/14