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1.準 備

 まず、ヴァイオリンと弓のサイズは、当然、演奏者の体に合ったものを選んで 下さい。ヴァイオリン本体と弓のサイズが違っていても具合が良くありません。

サイズ選びの目安は、ヴァイオリンを左肩と顎で軽く挟んで持ち、左腕 をヴァイオリンの渦巻きの部分まで(糸巻きのついたところ。)延ばしてみて、 手のひらで渦巻きの部分を(勿論、下から。)楽に(左腕をあまりぴ〜んと突っ 張らずに。)包み込んで持つことが出来ればOKです。

子供の場合、2〜3歳くらいからでも体に合ったサイズを選びやすいですが、大 人の場合、体、また、手や指の長さがそんなに大きくないのであれば(プロのプ レーヤーでなければ。)無理して、フルサイズ(4分の4)を持つ必要は無いと 思います。むしろ、ピアノ等と違って自分の体にフィットしたサイズや性格の楽 器を選びやすいですから、無理のないサイズを選びましょう。

フルサイズで少々大きく負担に感じる人は、たとえば、レディー スサイズ(8分の7サイズ)というのがあります。これは、数が少ないかも知れ ませんが、4分の3では、いかにも子供のサイズで持ちにくい、という方にいは 良いサイズだと思います。
《補足》 近頃では安い量産楽器でも7/8サイズが手に入るようになってきました。

また、楽器自体が同じサイズでも、弦楽器の場合、楽器本体の厚みや長さ、ネッ クの太さ、コマの高さ‥‥等々随分と違いますし、楽器の善し悪しの(楽器の値 段が高い、安いとは別に。)判断も素人には難しいですから、是非とも専門家( ヴァイオリンの先生など。)に選定してもらうか、もしくは、最低限度の演奏 技術を持った店員さんのいるお店で選ぶようにしましょう。(ヴィオラ、チ ェロ‥‥共に同じです。)

楽器の価格にはかなりの幅がありますが、初心者の場合(大人の場合)、 出来れば最低でも全部で(ヴァイオリン本体、弓、ケース、その他備品。)30〜 40万円ほど出せば、ドイツ、フランス、イギリス製等でそこそこの楽器が見つかります。

予算が無く10万円くらいで‥‥‥‥と言うのなら、国産で名古屋鈴木製(一般に 知られているスズキ。)か木曽鈴木(名古屋鈴木製より安いが、ホントに安っぽい。 )などがあります。(でも、あまり安すぎると楽器がぼてっとして大きかったり、 重たかったり、演奏する時の負担になることもあります。)

大体40万円以上出せれば、(うまく行けば!。)少しオールドっぽいヴァイオリンらしい楽器が見つかることもあります。
《補足》 本物の『オールド』ということではありません。いわゆる『オールド』はこれくらいの価格帯では絶対手に入りません。

それ以上は、弦楽器の場合上限が無いに等しいですから、まあ、ご自分の腕前と予算と‥相談して(?!)見て下さい。

《補足》 最初は量産楽器の中で少しランクがマシなもの(十数万円から20万円程度)から始め、演奏技術が向上するのに合わせて、(計画を立て。。。)ランクを上げていけると、楽器の事もわかりつつ、自分に合った楽器を手に入れやすいと思います。ただし、いくらの金額の楽器でないと始められないということはありません。安い楽器でも粗雑な作りではなくスグに使えるようにメンテナンスされて売られているものであれば、まず大丈夫です。また、楽器を買い換えする余裕が無い場合は、弓だけでも少し良いモノにすると格段に弾きやすくなります。ただし、それぞれ価格だけでは判別がつきにくい事が多いので、出来るだけ専門家(演奏家、先生など)に立ち会ってもらった上で、それぞれの楽器や弓の違いなどの説明をしてもらい、自分でも楽器や弓にさわり、体感して、気に入って購入できるかどうかを考えてみましょう。


ヴァイオリン サイズ表(単位:センチ)
☆但し、各々の体格、腕の長さなどによって多少違ってきます。
楽器の
サイズ
4/4
フル
サイズ
 7/8  3/4  1/2  1/4  1/8  1/10  1/16
ヴァイオリン
身 長 
145
 以上
 ーー 145
 〜
130
130
 〜
125
125
 〜
115
115
 〜
110
110
 〜
105
105
 以下
チェロ 
身 長 
160
 以上
155
 以上
155
 〜
135
145
 〜
125
135
 〜
115
125
 〜
105
105
 以下
*

*参考資料:鈴木バイオリン製造株式会社の価格表より

《補足》 7/8サイズ部分にヴァイオリンのサイズが入っていませんが、表にも記してあるように、身長だけでは一概に分けられない部分もあります。特に女性で150cm前後の方、また身長がそれ以上でも手が小さい、広がりにくそうな方は、ムリしてフルサイズ(4/4)を持つより、レディースサイズ(7/8)で弾ける方が良い場合もあります。特に量産楽器のフルサイズは、材質も良くないため重くて大きい事が多いのでなおさらです。近頃はいわゆる量産楽器でも軽くて音の出しやすい楽器もあります。(→イーストマン。量産楽器には珍しくレディースサイズもあります。イーストマンの場合は量産楽器といっても一つずつ手作りされているそうです。)


1)準 備

2)ヴァイオリンの持ち方

3)弓の持ち方

4)姿勢・立ち方

5)基本的な音の出し方

6)左手の準備

7)音階を弾いてみよう!

8)音階を弾いてみよう!(右手編/弓)

9)音階を弾いてみよう!(左手編/指使い)

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